撃滅(いざゆけ)!ピラミッドガール(仮)構想

6畳とちょっとの話
なんとなくこんな感じ。
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ストーリーを考えるって結構面白いですよね。
せっかくブログをやっているのだからと妄想を妄想してみました。

妄想のアウトプット

足りない知識を想像力でなんとなく補完した歴史系ファンタジー作品を作れたら楽しいと思う。
世界史が好きだったけれどもそんなにマニアックな知識は持っていない。
だけどもNHKとかナショジオとかは好きで好んで見ている、まさに僕の方な人が楽しめてラブ&コメディ要素もあるがシリアスなストーリー性をもったライトなファンタジーが良い。(まとまってない。)

そんな構想の第一弾として考えたのがエジプト編。

なんとなくこんな感じ。

タイトルは「撃滅(いざゆけ)!ピラミッドガール」とういうのはどうだろう。

男女の性差に対して敏感なこの時代にわざわざガールってつけるのはどうかと思うが、昭和生まれの平成ジャンプとしてはこれまで築いた脳内回路をいきなり変えるというのは難しい。
端的に言うと他のはすぐに浮かばなかった。
なので一旦タイトル(仮)として、もしアニメ化されたとしたらというテイでこのまま進めていきたいと思う。

「撃滅(それいけ)!ピラミッドガール(仮)」がもしアニメ化されたら

第一話「えっ⁉エジプト部ってなにするの?」

どこにでもいる普通の女子高生「漆原純子(うるしばらじゅんこ)」は、県立米川西高校の2年生。
ある日の帰り道に野生のイノシシに襲われているところを、ちょっと気になっている男の子「畔原ナイル(あぜはらないる)」君に助けられる。秘めた恋心に背中を押されお礼がしたいという順子。
それに対してナイルは自身が部長を務める廃部寸前の「エジプト部」への入部を提案するのであった。

※メモ
命名はパッと思いついたのを入れてる状態。

第二話「えっ⁉ピラミッドってお墓なの?」

エジプトには全然興味がなかったものの喜ぶナイル君を見てほっこりする順子。
何気ない幸せな時間に喜びを感じていたのもつかの間、エジプト部顧問の「火野坂大吾(ひのさかだいご)」がエジプトでのフィールドワークで手に入れたという「謎の仮面」から突如として現れた「ウアジット」と名乗る白いコブラの精霊?によって「エジプト先王朝時代」時代へとタイムスリップさせられてしまう。

※メモ
ウアジットは古代エジプト神話の神様の名前で象徴はコブラ。ウジャトとも呼ばれる。
ウジャト眼がホルスの左目。

第三話「え⁉エジプトって砂漠じゃないの?」

突然のタイムスリップで野原に放り出されて戸惑う順子だったが、ウアジットに促されるまま近くの町に向かう事になる。現代との違いに困惑しつつも元の世界に戻る方法をウアジットに詰問する順子。
だが、ウアジットの口から出た言葉は順子を絶望の淵に叩き落すに十分な内容であった。

※メモ
タイムスリップさせてしまう存在だからそうなってしまったという言い訳。
元に戻してあげたいが邪魔をする存在がいてそれらは悪というやつ。

第四話「え⁉私が戦うの?」

ウアジットの口から語られた元の時代に戻る方法とは、並行世界より飛来しこの時代の文化を蝕んでる「泥人形」達を退けるというものであった。
すでに上エジプトは支配されており、ここ下エジプトも時間の問題。
戦うということに対して踏み出しきれずにいる順子であったが、突如として現れたナイルの説得もあり共に戦うことを決意する。

※メモ
泥人形は基本的に物理無敵耐性持ちで魔法に対しては耐性が無いというイメージ。
見た目は泥の塊だけどゾンビの動きに近く、生者に寄ってくる習性がある。

第五話「え⁉私変身するの?」

戦うことを決意した順子にウアジットは戦う為の術を与える。
それはウアジットのカーを一時的に順子の体に宿すことで、後の時代のファラオ達の力を借り受けるというものだった。
突如としてなだれ込む己が世界の先史たる文化を破壊されるファラオ達の怒りに体を乗っ取られ暴れまわる順子。
ナイルの助けもありなんとか自我を取り戻すことが出来たものの、力をコントロールする為に足りないものを身に付ける為によりエジプトへの理解を深める必要性を感じるのであった。

※メモ
魔法少女的作品における初変身シーン。
変身後はピラミッドを頭に宿して頂点からコブラが出ているというシュールなもの。でいいか?
ナイルはほんとにたまたまタイムスリップに巻き込まれた。でいいか?

第六話「えっ⁉ファラオって神なの?」

エジプトの歴史そのものを戦う力に変える「ピラミッドフォーム」を使いこなす為に学びを深めていく順子。
順子に戦いを任せてしまうという負い目もあり、知っている限りの知識を伝えようと講師役を買って出るナイルは。時折街を襲う「泥人形」達との闘いを通してファラオ達そしてエジプトの文化と歴史への理解を深めていく。そしてナイルはそんな順子のひたむきな姿に心が惹かれている自分に気が付く。

※メモ
最初は泥人形に苦戦するも楽勝になる。この段階では力の使い方に慣れたという理解だが、実はファラオ達への理解ひいてはエジプトへの理解の深さ(細かな知識よりは心のスタンス)が強さに比例するイメージ。何気ないナイルのエジプト基礎知識解説のおかげてめちゃめちゃ強くなるのだか明らかになるのはもっと後半。

第七話「えっ⁉あいつらにも感情があるの?」

少しだけ戦いに自信を付けた順子達は下エジプトで「泥人形」に占領されている都市をひとつひとつ解放していた。
そんな中とある都市での戦闘中「アブー」という泥人形たちの幹部を名乗る存在に「なぜ我々を消すのか?」と尋ねられる。
思いがけない質問に対して何も答えられない順子は、自らの戦う理由自分勝手なものなのではないかと苦悩する。
アブーとの闘いに辛くも勝利を収めた順子達であったが、彼が息絶える前に残した「ニンフルザク様・・・」という言葉を忘れられないでいた。

※メモ
この段階ですでにラスボス余裕位のレベル。
弱いものいじめにしか感じられない部分も順子を悩ませる理由。
あと泥人形たちはめっちゃ消えたくなさそうに消える。

第八話「えっ⁉正義って一つじゃないの?」

アブーとの戦いを通して「泥人形」にも感情があり、正義の為に戦っていることを知った順子は泥人形たちを絶対悪として語り続ける「ウアジット」に疑惑の念を抱くようになっていた。
そのことをナイルに指摘され、どうすれば良いかわからない不安な気持ちを吐露する順子。
ナイルは正義は一つじゃないと順子に説くものの、どう慰めて良いかわからずに一人夜空を見上げることしかできないのであった。

※なんとなく敵のイメージがメソポタミアっぽいことに気が付くという裏側。
でもその理由はわからない。

第九話「え⁉真実を知っちゃいけないの?」

「ウアジット」に対して戦うことに迷っているという正直な気持ちを伝える順子。
あきれたように諭すウアジットであるが「このままじゃ戦えない…相手を消しちゃうしかないなら、本当の事を知っていたい!」という順子の想いに応えて重たい口を開き、真実を語り始める。
真実を知った順子はいったい何を思うか。

※メモ
相手を消しさるしかないが、現状絶対的に有利で負ける理由が見当たらない無双状態。
順子にはウアジットが自分に対して「蟻が絶滅するまで踏みつぶし続けろ!」といっているように聞こえる。
何故敵を倒すと元に世界に帰れるかの説明は終始されない。

第十話「え⁉私に勝てると思っているの?」

自分たちの戦いが人類の存続が掛かっているという真実を知り、相手を消し去る他ないことを受け入れた順子。
ナイルからみても死んだ目で泥人形たちを消去し続ける順子の様子はどこか痛々しくもあった。
何もできないナイルはせめてこの戦いが終わった後は、順子に決して辛く悲しい思いをさせないと誓うのであった。

※メモ
変身後もウジャト眼は感情たっぷりに動いていただが、それが動かなくなっている描写。

第十一話「えっ!やっぱりそうなんだ。」

遂に敵の首魁「ニンフルザク」がいるジグラッドにたどり着いた順子達一行。
これから迎える決戦を前に、順子は対話をしたいと歩み寄る。
絶対に分かり合うことが出来ない二人だからこそ分かり合える悲しさを共有する順子とニンフルザク。
「私は戦うことができないから」と膝を祈りをささげるニンフルザク。
順子はせめて苦しまないようにと最大の力を込めた一撃を与える。

※メモ
文明への理解度の高さ=借り受けられる力の強さである為、実はチートなのはナイルの存在。
ニンフルザクには力になってくれる人は誰もいなかったのである。向こう側の世界の順子ともいえる力なき少女が突然文明一つを背負わされた挙句、戦いたくないと願ったがゆえに発現したのが薄く広がるように相手を侵食していく「泥人形」の能力。メソピタミアの力に飲み込まれないようにあらがい続けた結果生まれたのが戦う為の幹部達。彼女なくては文明は守れない為泥人形たちは死に者狂いで戦っているのだが彼女にそれは届かない。ニンフルザクを思うがゆえに何も接点も持てなかったないまま死んでいく運命にある幹部達と、強い心を持っていた為にたった1人消えゆく運命を辿った彼女の生涯を思う順子とナイル。と良くまとまっていないがそんな感じ。

第一二話「撃滅(それいけ)!ピラミッドガール」

ニンフルザクを倒したところで、元の世界には戻らないということをなんとなく察していた順子とナイル。
いつも飄々としているウアジットも申し訳なさそうな表情を見て「仕方のないことだけどどうして私たちだったのかな」と抑えきれない思いが溢れる。
イレギュラーが消去されたことによって、崩れ行く世界の中でこれから歴史に飲まれゆくわずかの間二人は何を思うのか。

※後半、成長し夫婦となった子をもうけた二人の幸せそうなシーンと、古代エジプト神話に1ページ増えた描写。
歴史が修正された結果、順子とナイルは過去のエジプトにタイムスリップ「せず」に当たり前の生活の中で愛を育み幸せになったのだろう。そしてそれは消えゆく二人が最後に願ったことでもあるのだろう。

オマージュの呪縛

「撃滅(それいけ)!ピラミッドガール(仮)」についてダーッと妄想してみたけれども「魔法少女まどか☆マギカ」と「絶対魔獣戦線バビロニア」それに今まで触れてきた作品が混ざり合ってよくある話になっている部分と登場人物が少なすぎるのは課題と思う。

そこらへんはやる気と時間が釣り合っている時に手を加えていきたいと思ってはいる。
タイトルももうちょっと考えたい。

 

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