頭でわかっていてもGへの恐怖はぬぐえない。
なぜかわからないけど怖い。
本能的に怖い。
もしそれこそ本当の恐怖だとしたら・・・。
彼らは地球の支配者として振舞う傲慢な人類にとって、
永劫の戒めとなる存在と呼べるのかもしれません。(詩人)
宅配便から聞こえるカサカサ音
ヤフオクで落札したデュビアはヤマト運輸を始め様々な運送会社から送られてきました。
到着まではもちろんワクワク!
今か今かと待ちわびていたのですから。
しかしながら、現実的には配送スタッフさんから渡された荷物から聞こえてくる
「カサカサ音」に不自然にドクドクと高鳴る心音と共にじとっ汗ばんでいる自分を自覚したのです。
youtube等でデュビアの動画は沢山みていたのですでに慣れていると思っていて
うっすらとした自信すらあったのに、あっけなく打ち破られたのでした。
まず、梱包を開けるのが怖い
もしあなたが手にした段ボールや袋の中から明らかに小さな生き物が蠢いているという確証がもてるとき、なんの躊躇もなくその梱包を解くことができますか?
すでに何度も経験している人ならいざ知らず「初めてデュビア買うんだーふふふー」という人は備えておく必要があるかなと思います。
以外にもそのくらい怖かったですから。
まじで開けるの怖い。
これからお世話になるとは言え無数のデュビアが「どんな感じで入っているのか」もわからないし「飛び出てくるかもしれない」んですから。
でも、実際開けてみて思ったことは以外と心配しなくても良かった。
ヤフオク等で購入したデュビアたちがそれぞれどんな梱包のされ方をしていたかというと・・・。
・ジップロックにワサワサ×1 ・保存容器にワサワサ×2
という感じでした。
送ってくれる宅配元の人も多くの人に販売している経験のある人たちが多いようなので、そのまま使えるように穴あきの保存容器に入れた状態で送ってくれたりすることも多いみたいです。
とある業者さんの場合はエサの試供品が付いていたりもしました。
購入の際には料金ももちろんですがどんな梱包のされ方で送られてくるのかもちゃんと確認しておくことをおすすめします。
エサ目的で購入する場合には、保存の為の容器(ケージ)をわざわざ用意しなくて済むかもしれませんよ。
次に、ケージに移すのが怖い
梱包を解いたら次にケージに移す作業に入るのですが、飛びにくい(滑空などはたまにする)と理解はしていても蓋を開けるのが怖い。
ので、梱包を解いた瞬間にケージを開けてバシャっとケージに放り込むというちょっとデュビアさんにかわいそうなムーブをかましてしまいました。
こっちがビビッて作業しているわけなので向こうさんとしてもビックリするわけで、箱の淵などにグっ掴まったりします。
それを見てこっちも更にびくっとするわけです。
箱の淵を伝いながら登ってきたりすると頭が真っ白になってしまうのでケージに移すときは「絶対飛ばない」と信じて「ゆっくり移していく」のが結局一番ストレスが掛かりません。
落ち着て作業していきましょう。
そして、夢にでる。
人は寝ている間に記憶を整理しておりその過程で夢を見ている(らしい)。
記憶の定着やストレスの解消などにも大切なプロセスが睡眠なんだよと、どこかで聞きたことがあります。
デュビアが夢に出てくるということはデュビアと同居するという変化した日常に適応していく為のステップなのかもしれません。
本当に夢にでてきました。びっくりです。
内容はほとんど忘れてしまいましたが、なんかデュビアを普通に食べていた夢だったとうっすら記憶しています。
「昆虫食」のニュースを読んだ記憶と結びついたのかもしれません。
食べたいという気持ちを持ったことはないのですが、なんか深層心理的になんらかの複雑な関係で色々あった結果そうなったのかなと勝手に納得しています。
実際のお世話する時に注意すること。
ケージの大きさなどにもよると思いますが、しばらく観察していると天井から10~15㎝くらいの深さがあればデュビアが脱走しないなという安心ができるかと思います。
ケージに入れてからはひたすら眺めていましたが、脱走しないと安心できると動きなどにも興味が湧いてきて愛着らしきものを感じるようになってきます(自分の場合)。
ただ、触れるかどうかは別問題です。
「絶対に手で掴めるし、楽勝だし」という方は結局手が一番早いのでいいのですが、そうでない人はピンセット等を用意しておく方が良いでしょう。
やっぱり掴もうとすると逃げるのですごく大変だったり、潰してしまわないか心配になったりと不便な面も多いのですが触れるようになるというのはいよいよ本格的に慣れたという段になってからだと思います。
道具を確保しておいた方がおススメです。
また、ケージ移す際にも書きましたがビビッて急いで作業をするのはNGです。
思いがけずピンセットに捕まったデュビアに気が付き、「ひいっ!」とふりはらったりするとその衝撃でデュビアが飛ばされるという誰を責めたら良いのかわからない事態に発展することもありますのであしからず。
結局一歩一歩経験を積んで慣れるしかない。
人それぞれ自分なりのプロセスがあると思うのですが、ビビりながらのお世話を継続しているといつの間にか慣れているというのは素人飼育者あるあるなのかなと思っています。
知らないから判断ができずに怖かったことが、経験をするうちに一つひとつクリアになっていきますから。
すぐにもうだめだとならなくても、自分のペースで一つひとつチャレンジしていけば大丈夫だと思いますよ。
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