デュビアのサイズ別あれこれ

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販売されているデュビアのサイズは大体食べる生体の合わせて分かれているっぽい。

デュビアは成虫になるまで約半年の間に5~6回の脱皮をする生き物。徐々に体を大きくしていく為、生餌として考えた時には食べさせる生体の種類や大きさによって適切な成育段階のデュビアを与えてあげる必要があります。ネットで販売されているデュビアのサイズ区分は、販売される方によってグラム表記だったり「SS~LL」・「S~L」など統一されていない部分もあるようです。※デュビアを大きさでなくグラムで表記される場合があるのは、飼っている生体の何分の一のエサを与えかの判断方法に使えるからです。

サイズの目安

SSサイズ(~約5mm)

目安:小型の爬虫類や肉食昆虫に適したサイズ。

レオパだとちょっと物足りないかもという声もあるようです。ほんとに小っちゃい小っちゃいワラジムシという見た目。すごい小さいのでピンセットで掴むのも難しいサイズじゃないかと。細目で生体を傷つけない作りのピンセットで与えるか、床材の無いケージに放りこむ感じになるかと思います。床材を利用していたら潜り込んじゃいます。めっちゃ見つけづらいので油断は禁物。

Sサイズ(約5mm~1cm)

目安:ベビーサイズのレオパ、ベビーサイズのフトアゴなど。

ダンゴムシと一緒にいたらそんなに違和感ないかなという感じの見た目。まあピンセットでも掴めるかなという感じですが、摘まむには技術が必要になります。なんせ丸みを帯びているので。ニーズとしてはこの辺から増えてくるのがデュビアなんでしょうかね。

Mサイズ(約1cm~2cm)

目安:アダルトサイズのレオパ、成長中のフトアゴなど。

この「ダンゴムシ明らかにでかくない?」という見た目。ピンセットでもつかみやすいサイズです。成虫と比べると外皮も固くなり切っていないませんが、レッドローチと比べると十分固いです。お口に合うのか様子を見ながら与えてみて下さいね。

Lサイズ(約2cm ~3cm)

目安:アダルトサイズのフトアゴ

「あれ?これダンゴムシじゃないな?」と誰でも気が付くサイズ。まるまるとしたデュビアを見ていると、自分がもし爬虫類だったら十分おいしそうなんじゃないかと考えたりします。脱皮している個体を発見すると「おっ!頑張れがんばれー!」とワクワクします。脱皮したてのデュビアは真っ白で体もやわらないので生体もパクっと食べてくれるという声も多いみたいです。

LLサイズ(約3cm~4cm)

目安:中型~大型の爬虫類や肉食昆虫

見た目的にはLサイズとそんなに変わらないけども、次は成虫だなとなんとなくわかるデカさです。脱皮殻は「あれ死んじゃっているのかな?」と見間違える程の迫力的なものがあります。この段階のデュビアを購入しようとする際には、届いた時に成虫になっているかもしれない可能性があるのでその点には注意が必要かもしれません。なんか彼らは知らないうちに脱皮します・・・。

成虫(約4cm~)

目安:アダルトの中型~大型爬虫類や肉食昆虫

メスの見た目は「これさてはゴキブリかもな!」という感じ、雄の見た目はまんまゴキブリです。特にメスのほうは羽が退化している分外皮のカチカチっぷりが見て取れます。つやつやです。オスは羽があるせいかそこまでカチカチな印象はないものの、羽の部分は消化しずらかったり、食べ残しにも繋がるので嫌われがち。なんだか、かわいそう。デュビアはゴキブリの中でも大きい方(最大で6センチ位)の種類なのでめちゃめちゃ食べ応えのある生餌といえるでしょう。※世界最大のゴキブリの1種といわれるマダカスカルゴキブリは7cm程といわれているので、野性的にもデュビアの成虫はめっちゃ食いでのあるエサと言えますね。

生餌を与える際の注意ポイント

生まれたばかりでも大き目の個体や成虫でも小さな個体が存在するのであくまで目安。大きすぎる生餌は消化不良の原因にもなってしまいますので、基本的には小さめの生餌を複数回与える方がリスクが少ないようです。いずれにしても生体の体の大きさに合わせて様子を見ながら選んでいくのが良いと思います。実際にデュビア等の生餌を購入する際には販売者さん側の定義をしっかり確認するようにして下さいね。

また、デュビアを推しているブログで言うのもなんですが、小さいうちには「レッドローチ」を選択肢に入れた方が良いのかもしれません。デュビアはレッドローチと比較すると外殻が固いので、まだ消化器官が発達していない段階で与えるのが怖い場合があります。健康な成長が確認できてから、デュビアデビューでも良いのかもしれません。

大切なのは飼育舎として「エサ」についての方針を決めておくこと。

健康と成長のエネルギーである「エサ」は飼育する時に絶対に外せないテーマです。どんなスケジュールでどのくらい与えるのかは生体の様子を見てになると思いますが、ある程度の目安感覚を身に付けられるようにすることは初心者には特に重要なことじゃないかと考えています。最近ではレオパの人工餌も販売されているので生餌を使わないで育てきるという方針も取りやすくなっているかと思いますよ。記事をまとめながら、飼育者として生体と良い関係を築けるように「拒食になったら?」「体調不良の際には?」「消化不良をおこした際には?」など、エサにまつわる一大事について予め備えておくことが重要なんだなと感じました。※まだ、お迎え出来ていないのですが、、、。

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